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とくらさんちの下郷通信② つどう、まつり つどう、たんぼ

 この度の九州北部豪雨で被災された方々には心からお見舞い申し上げます。 5年前、耶馬溪にも100年に1度と言われる記録的な大雨が2週続けて降り、 川が氾濫し、建物や道路が流され、下郷農協をはじめ、子供たちが集う学童や下郷の中心部も大きな被害を受けました。今回の大雨では、道路が一部陥没したり、沈み橋が流されたり、床下・床上浸水などありましたが、迂回が必要だった道路も通行可能となり、まだ山国川近辺などには傷跡が見られるものの、大雨前の日常が戻りつつあります。

 

下郷の美味しいが集まった夏祭り

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 そんな中、7/23(日)に、下郷農協の小麦の生産者・麦部会主催の「そうめん流し」が開催されました。 下郷農協自慢の小麦粉は、農薬も化学肥料も使わずに育てた中力粉と強力粉の2種。中力粉からは「耶馬溪饂飩」(冷凍・乾麺2種)と「耶馬溪素麺」が作られています。原材料は中力粉と塩だけ。「そうめん流し」は、このオーガニックな素麺を流すという豪快なイベントです。

 場所は標高400mの鎌城(かまぎ)集落にある、小麦の生産地跡。50mもの長さに竹を組み、下郷の美味しい地下水とともに流れます。そうめんの他には揚げたてのからあげ、耶馬溪黒豚のウインナーと、この小麦を使ったフランクフルト、地元の新鮮野菜のサラダ、耶馬溪牛乳にカフェオーレ、のむヨーグルト(とっても美味しい)などが食べ放題、飲み放題です。その他は別途有料になりますが、non-GMO、ポストハーベストされていない飼料で育てた冠地どりと耶馬溪黒豚のバーベキュー、個人的に大好きなのはカップが崩れるまで何度でもおかわりできる、とっても美味しいソフトクリーム! これを食べるとよそでソフトクリームが食べられなくなります。

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 生産地ならではのこの豪華なイベントは、下郷の夏の風物詩。開催は毎年、〈夏休みに入ったはじめの日曜日〉を予定されているそうですので、来年は是非予定をあけて下郷にお越し下さい。来られた際は、色々お楽しみがありますので最後までおられることを強くお勧めします。

 

つどう、たんぼのこと

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 さて、我が家のたんぼは初期除草が終盤に差し掛かりました。 今期からは〈つどう、たんぼ〉と称して、たんぼをオープンに、誰でもいつでも集える場所にしています。事前にご予約は必要になりますが(作業をお休みしている日もありますので)、ワークショップや農業体験ではなく、その日にあるたんぼのお仕事を一緒にして頂きます。希望者には、我が家のお米購入時にご利用頂ける〈割引券〉を発券いたします。

 気持ちとしてはお米を差し上げたいところですが、

わたしたちは〈持続可能な農を営むため、お米が売れるといいな/色んな人と一緒にたんぼにはいりたい、話したい〉

来て下さる方は〈少しお得にお米が購入できる/どんな環境でどんな人達がどんな想いでお米を育てているのかが分かる/身体をつかってたべものを育てることに参加できる〉

など、お互いに少しずつ〈イイナ〉が増えるような、そんな時間を過ごせたらと思っています。

 作業はシンプルで、誰にでも出来る内容です。時期によって作業内容が異なりますので、ご予約の際にご確認下さい。6〜7月でおよそ25人の方々が一緒に田んぼに入って下さいました。水が入っているたんぼに入れるのはもうあと少しかな。これからも引き続き、お待ちしております!

 あわせて下郷観光もおすすめします!ご予約時におすすめコースをお伝えしますよ〜!

お待ちしていますね。

戸倉江里(とくら えり)

 フリーランスのカメラマン兼お米農家。京都府舞鶴市出身。大阪でデザイン業に携わった後、上京しアシスタントを経てカメラマンに。2012年に大分の耶馬渓・下郷地区へ移住。夫がメインにお米作りをする「とくら家のたべるもの」では、自然栽培で掛け干しをしたお米作りと販売、ワークショップ、また、出店時には玄米餅や季節のお餅の販売なども。移住後、「任意団体下郷村」の事務局を務め、冊子雲与橋」の編集長の他に地域でお話会や映画祭なども企画している。

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