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やわらやさんの体においしい暮らし② 川の恵みと夏の友

おいしい水がある暮らし

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ここ宮崎も夏まっさかりです。といっても暦上ではもうすぐ秋。我が家の家の前にある柿の木は、次の季節に備えて大きな緑の実をつけています。

わたしたち家族の住む家は綾町の中でも外れの方で、山と川がすぐそばにあります。とても水がきれいなエリアで、近くの湧水では水を汲む人の姿をよくみかけます。しかも我が家は井戸水で、水質が湧水に近いというなんとも恵まれた環境。水は買うのが当たり前の世の中で、蛇口から安全でおいしい水が飲めるというのはとても貴重なことになりつつあります。本当に日々、自然に感謝せずにはおれません。

余談ですが、幼少の頃に一時期だけ育った滋賀県の田舎では、今の我が家と同じように井戸水で、薪風呂でした。私は熱いお風呂の中で、蛇口に口をつけて、冷たいお水を飲むのが大好きでした。そばで薪を入れながら祖母が「ばーちゃんちの水はおいしいやろ」とよく言っていました。街から引っ越してきた私には、そのお風呂で飲む水が、格別においしかったのです。でもいつの頃か飲まなくなってしまった。そんなことをこの家に引っ越してきたとき思い出したのです。そう、お水を飲まなくなったのは、おばあちゃんが歳をとってお風呂をガスにし、その後すぐ隣町のマンションに引っ越したからだったのです。井戸水も、薪風呂も失われゆく日本の素晴らしい生活様式だったんだなとしみじみ思います。

 

川の恵みをいただく

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さて話は戻りますが、我が家は歩いていける範囲に、きれいな川があり、もちろん泳ぐこともできるのですが、最近はパートナーが趣味で魚を採ってきてくれるのです。綾町に住んで、農作物が豊かなのも魅力ですが、近所の天然の魚が食べれるなんて本当に幸せ! まさに身土不二ですね。ちなみに我が家はジビエ料理を提供していることもあって、猟をしている方から、野生のシカや、イノシシなんかもいただくことがあります。都会暮らしと比べると食の豊かさの違いを思わずにはいられません。そんなある日、パートナーが持って帰ってきたのは魚ではなく、なんとスッポン! 仕掛けていた魚用の罠にかかっていたそうです。今は泥抜き中で、近々スッポン料理も食べれそうです。

 

しそピスジュースで夏を乗り切る

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最後に、暑い夏は冷たいものを食べ過ぎたり飲み過ぎたりで、胃腸が弱り気味ですよね。そして暑さで食欲も減退。そんなときにぴったりの「しそぴすジュース」のご紹介。しそぴすジュースは、しそジュースのシロップと、米のとぎ汁乳酸菌を足したものです。とぎ汁乳酸菌は、しっかり発酵させれば自然の炭酸水。しそジュースは夏バテにぴったり。これがけっこういけるのです。

 

[しそジュースの材料]

赤紫蘇 300グラム

氷砂糖 300グラム

レモン汁 1~2個分

水   2リットル

 

赤紫蘇は葉っぱだけを取り煮込みます。色素が出たら、葉を取り出し、氷砂糖を入れ溶けるまで煮詰めます。最後に火を止めてレモン汁を加えます。取り出した紫蘇の葉はふりかけにするとおいしいですよ!

 

[米のとぎ汁乳酸菌]

米のとぎ汁 一回分

きび糖 小さじ3

 

お米をといだときの、1回目のお水をペットボトルに入れます。普段よりしっかりとぐのがポイントです。500mlボトルだと量がちょうどいいです。そこにきび糖を加え、一週間ほど放置します。ボトルがパンパンになっていたら完了!

 

我が家では、しそジュースの原液1:とぎ汁5くらいで飲みますが、お好みで配分は調整して結構です。残りの暑い夏を、免疫あげて夏バテせずに乗り切りましょう!

ちくりん

滋賀県長浜市出身。16歳の頃から国内外を旅し、その後上京し、出版社に勤める。2013年に宮崎県に移住。現在は綾町でパートナーと一緒に“からだにおいしいごはん”をモットーに「やわらや」という屋号でケータリングなどをするかたわら、フリーの編集者、イベント企画などを行っている。編集した本には『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』『ほんとうにおいしいものはお店では買えない』『自分らしく輝くナチュラルコスメのつくり方』などがある。企画イベントは「アースデイ宮崎」を主催。

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