当事者である事
4月の熊本地震から今まで、更新が中断していた事をお詫び申し上げます。
編集長・澤田の住まいは南阿蘇地域の高森町。最初の地震の翌日、益城町、御船町に水を運んだ後、4月20日に地元の仲間と「災害復興ボランティア 南阿蘇よみがえり」を立ち上げ、南阿蘇村で支援活動をしていたため更新が止まってしまいました。
大事にしてきたこのサイトをどうして放置したのか?
地元で起きたこの地震に際して、私は傍観者ではなく、当事者でいたかったんです。自分のミッションのためにカメラをもつのではなく、当事者のみなさんに寄り添い、必要とされている事に応えていきたかったんです。だから、メディア活動ではなく支援活動を選び、2ヶ月間没頭してきました。
しかし被災地のニーズは常に変化していきます。南阿蘇よみがえりは長陽地区と立野地区で発動していましたが、時間の経過に伴い、同じグループで活動していた人達の中で活動内容がばらけてきたこともあり、それぞれの得意な事とそれぞれの地域で必要な事に応えていこうということで、別れて活動する事になりました。
南阿蘇は橋実際に家や田畑、仕事を失った人だけでなく、トンネルが壊れて交通事情が悪くなった事から、今後の生活の見通しが立たなくなった人達がたくさんいます。そんな中で、継続的に情報発信をしていく事で被害が風化していかないように情して欲しいとの要望もあり、「ローカルメディア3」を再開する事にしました。現地の今を伝えつつ、在宅訪問を軸にした支援活動をしながら、コミュニティの今に立ち会っていきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。