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2016/03/13(日) 10:16

プロと一緒のハーフセルフが心地よい〜2系統の自家発電を実験中。WSで技術を学ぶ吉田俊郎さんの家づくり

カテゴリ: 住まう
 吉田俊郎さんとパートナーの叶祥子さんは、311をきっかけに南阿蘇で家づくりを始めました。今は南阿蘇村に暮らしながら仕事や社会活動で関東と行き来しています。

地元の素材でつくる低エネ住宅

 「ここに生えていた檜や、近くで解体された家の部材を使っていて、燻炭や古畳を断熱材にしたり、土壁や有明海の 赤貝の粉でできた漆喰を塗ったりもしています」 自然の力を取り入れるのが得意な設計士さん、在来工法の大工さんの力を借りたハーフセルフビルドの家づくり。「たねまきハウス」という名前で交流スペースとしても利用していく予定です。低エネルギーの暮らしを心がけている二人は、電気とガスを引かないことにしました。太陽光発電、太陽熱温水器、薪風呂、薪ストーブを取り入れ、調理は囲炉裏とロケットストーブ。トイレには雨水を使っています。

 

 

プロの技と知恵を借りる

 

 いろんな人の知恵と技が活かされているのが、たねまきハウスのおもしろいところ。 「配線は地元の電気屋さんにやってもらいました。太陽光パネルは1.1kW。土間、トイレ、お風呂の照明は12Vの直流に、家電を使う居住スペースでは交流にしました」  電化製品は、洗濯機、歯の治療機(叶さんは食養生の指導もできる歯科医)、調光できるLED、ノートPC、ラジオ、携帯、直流冷蔵庫、浄化槽のモーターなど。 「広島のGROWING PEACEに相談して、使いたい家電から必要な電力量を出してシステムを組んでもらいました。太陽が三日でなくても大丈夫な設定で組んでいます」

 

 家も電気もプロの技に学びながら自分で体得していくのがたねまき流。準備万端なように見えますが、吉田さんに自家発電のコツを聞くと意外な答えが返ってきました。 「テント暮らしから始めたらやりやすいよ。今あるものを捨てるよりも、ないところから足していく方が簡単だからね。うちも工事用電源から引き込んだ裸電球ひとつで始めたから、みなさんもぜひ裸電球一個から始めてください(笑)」

 

 できるかどうかより、やるという意思が推進力になるんですね。前進あるのみです!

 

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(上右)小さな丸太を積み上げてつくるコークウッドハウスを使ったキッチン

(上左)キッチンストーブの熱でお湯をつくって貯めるシステムを自作

(下右)真ん中にゲルを置いたキッチン棟

(下左)住居内の発電システム

 

【たねまきハウス】熊本県南阿蘇村 http://tanemakihousett.greenwebs.net/

この記事は 51 回読まれました 最終修正日 2018/04/15(日) 11:15
澤田佳子 さわだけいこ Kco Sawada

ローカルメディア3代表・編集長。コミュニティ×循環型の暮らしを求めて関東から九州へ。九州のローカルネットワークをつなぎながら、固定概念を超えた新たな選択肢「次の暮らし」が生み出す世界の実現に向かう。


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