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2016/03/15(火) 10:41

古民家民泊でエネルギー自給体験〜佐野裕一さんがつくった自家発電と買電のハイブリッドシステム

カテゴリ: 住まう
 団長こと佐野裕一さんは、HPの制作から、大工仕事や車の修理まで、なんでも自分でやるタフガイ。福岡から大分県宇佐市の安心院町に移って七年目になる2013年から、自宅近くの古民家を借りて修繕し、民泊「安心院terra coya(テラコヤ)」を始めました。  

古民家だけど最先端

 グリーンツーリズム特区という安心院の土地柄を活かして、地域ともつながりながら田舎暮らし体験をしてもらいたい。でも、ただの田舎暮らしではおもしろくない。せっかくやるなら、環境への気づきも持ち帰って欲しい。考えたのがエネルギー自給体験。 「築100年の古民家で、できるだけガスや電気を使わない体験をして、不便だけど楽しい昔の生活を再発見してもらえたらと思っています」  

 400Wの太陽光パネルに3.8kWhのバッテリーで、照明、冷蔵庫、音響、を利用。 「太陽が出ていれば、100% 賄えるけど、雨が続くと3日目くらいで足りなくなるので、バックアップ電源として、九州電力とも契約しています。お客様が泊まるところなので停電はさせられないからね。『足りない時だけ九州電力から買う』システムで、 電気代は平均で月800円くらいです」  

 目的や必要に応じて使い分ける、こんな柔軟さも大事かもしれませんね。

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(左)主導の電源切り替え器と電気使用量がわかる延長コード (右)廃車になった軽トラがパネル置き場に

 

ソーラーキャンピングカー

 

 佐野さんとパートナーの綾花さんは2人揃って料理上手。各地で開催されるマルシェや野外イベントに出店して料理を販売しています。そんな時に役に立つのが、50Wの太陽光発電キット。これはかのうシルバーサービスが販売してるものと同じで、出店に重宝しているとのこと。 「USBポートもコンセントも全部使えて便利だし、LED電球や携帯の充電であれば一晩中いける」

 

 これと、キャンピングカーの電気などで動く直流冷蔵庫があるので、夏場の泊まりの出店やキャンプでも電気には困らないそうです。自分の趣向や必要に応じて柔軟にシステムを選ぶことで、自分に合ったスタイルをつくっていくのは楽しそうですね。

 

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工具とアウトドアグッズ満載の自宅ガレージは車の修理スペースでもある。 *民泊「安心院terra coya(テラコヤ)」の活動は2014年で終了しました。

この記事は 162 回読まれました 最終修正日 2018/04/15(日) 11:16
澤田佳子 さわだけいこ Kco Sawada

ローカルメディア3代表・編集長。コミュニティ×循環型の暮らしを求めて関東から九州へ。九州のローカルネットワークをつなぎながら、固定概念を超えた新たな選択肢「次の暮らし」が生み出す世界の実現に向かう。


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